5.日本人だもの

アロハシャツとの出会いは以前述べた感じで単純。
で、何に惹かれたのか？なんで今さらなのか？
となると、「・・・日本人だもの」って答えになってしまう。
全然意味がわからない文になりつつあるが…このまま。

アロハシャツを知るにはハワイを知ること。
ハワイを知るにはハワイの歴史を知ること。
・・・当然のようにこの過程を踏むことになる。

すると「日本人」がキーワードになってくる。
日本人だから興味深くてとても面白い。

今後このブログはそのような観点で
"HAWAII"と "ALOHA SHIRT"をテーマに記していこうかなと。
って云うか、もともとそのつもりだったし (・∀・)

お読みいただいた方、これからも読んでみようかなと思う方、

ありがとうございます m(__)m よろしくおねがいします。

4.'ohi'a lehua

ウェットスーツのメンズ、レディースをHDWでは、オヒア、レフアと呼んでる。
ブランド名みたいな感じ…。
そう ハワイ語であれば "kane" と "wahine" でもよかったのだ…。
あえての "ohia"  "lehua" である。
では、オヒアレフアとは何？
ハワイ島の花であるが、こんな↓神話がある。


ある日、火山の女神ペレが、海岸を歩いていた美しい青年”オヒア”に
一目惚れをする。(´ε｀ )
ペレは自分の恋人になるよう迫るが、オヒアにはレフアと言う恋人がすでにいて 
お断りする。(^_^)/~
気高く美しいペレは、なんといっても「火山の女神」。気性は荒く…
そのオヒアの反応に激怒し 彼を一本の木に変えてしまう。( ﾟдﾟ)
帰らぬオヒアを想い、レフアが泣き暮れる。そのたびに町は雨。
とうとう洪水まで引き起こしてしまう。
それに困った他の神々が、ペレの魔法を解くことはできないけれど、
せめてオヒアと一緒にしてあげようと、レフアをオヒアの木に咲く花の姿に変える。
それでこの植物の名前は「オヒアレフア」。
オヒアとは木の部分で、レフアはその花のこと。
島では今でもレフアの花を摘むと悲しみの雨が降ると信じられている。


といった神話である。
ちと悲しいので、縁起でもない感じはあるが…^^;

3.AUMAKUA

ハワイアンは、古くから家系ごとに”アウマクア”という守護神を持っているらしい。
先祖の魂がハワイに住む生き物に姿を変えて見守っている…といった感じのようだ。
そしてホヌをアウマクアとしている家も多いそうだ。
また、ハワイでホヌは海の守り神とされていると聞いた事がある。
何かと好印象なホヌであるが とにかくかわいい。
実際に自分もハワイでホヌに会った時は なんだか幸せな気分だった。
2010年の春、友人のマハ郎さんとオワフ島を訪れた。
こんな↓車をレンタルしてウロウロ。

しばらく走り、マハ郎さんが

「この辺でホヌがよく現れるらしい」と云うので早速路駐して海へ降りた。

すぐに右手？を挙げて「ここじゃ！」と

云わんばかりにホヌ出現。早速激写↓（右手は写らなかった…^^;）

↑この後、少し荒い波がきてホヌは 逆さまになり

しばらく起き上がれなかった (爆笑)
↓辺りも「ホヌがおる！」と嬉しそう。

ホヌは沖に消えて行ったが  代わりにSUPに乗ったカップルが現れた↓。
化けて出たわけではない ( ﾟдﾟ)

 遠くからマハ郎さんが呼ぶので行ってみたら↓（左下マハ郎）逆方向を見ていた！

 「どえらいおるぞホヌ」って　あら本当！↓メニーホヌ！！

この日から自分のアウマクアはホヌ！社名もやはりホヌレレと確信したのである。

2.Honulele?

「ホヌレレ デザイン ワークスです！」と云うと

「ホノルル デザイン ワークスさん？」と確認される事が多々ある。

確かにオワフ島のカピオラニ通りに ”ホノルル デザイン センター"”

という家具屋さん？がある。ちなみに↓これ。

しかし↑これと間違えているのではない。

”ホヌレレ”という言葉が聞き慣れなく”ホノルル”の方が慣れている

だけの事である。なので間違えられても怒りも無い。

しかも名付ける時に意識しなかったわけでもない (^^ゞ

さて、では ホヌレレ とは？

ハワイ好きでなくとも”ホヌ”がハワイの言葉でウミガメを意味する事は

知っている方も多いと思う。

では”レレ”は？

日本人なら”レレ”といえば↓これ。

であるが…次に浮かぶのはウクレレの”レレ”だと思うのだがどうだろう。

意味は「飛ぶ」とか「弾く」とかそんな感じ。

つまり”ホヌレレ”は、”ウミガメが飛ぶ”ということになる。

そう造語。単にイメージなのである。

冒頭の写真やこれ↓。

こんなん実際に観てみたい。

沖に出るサーファーも海中からはこんな感じに見えることがあるらしい…。

でも社名にするかなぁ〜って…^^;

兎にも角にも ホヌって問答無用に癒される存在なのである。

そいつがもし飛んだら３分は笑える (^^)

1.原点

↑ 初めて買ったアロハシャツ。

1989年の夏。ここ たしかロサンゼルス。

このシャツによってアロハシャツに興味が湧いた。

勧めてくれたのは、当時 早稲田大学からの留学生マサくん。

これを着て帰国前にハワイに寄った。それが最初のハワイ。

それから２０年余り経ってアロハシャツを作り始めた…。

このシャツのメーカーは Reyn Spooner 。

今でもお気に入りの一枚。